NLPをできるだけ日常に使えることを目的にした本を、西東社という実用書を得意とする出版社から出していただきました。昨日から書店に並び始めましたし、アマゾンにも掲載されましたから、ご覧下さると幸いです。「よりよい人間関係の確立」に応用でき
る事例を紹介するように努めました。
NLPを仕事のスキルアップにどう生かすか? ということもできるだけ具体的に
考えてみました。例えば、テキパキと仕事を進める、会議で上手にプレゼンする方法、
苦手な上司と上手に付き合う、上司の過剰な批判に対処するための、「同意枠」と
「前提」やS・C・O・R・Eモデルなどを取り上げています。
『NLPの本』というフェイスブックページも作りましたので、そちらも見ていただ
けると幸いです。
皆様、いかがおすごしですか?
東日本大震災の被災者の方々の様子が伝わるにつれ、多くの人々が何らかの不安や緊張状態にあるのではないかと思います。
今日、杉田峰康先生の脚本分析と再決断療法のワークショップを開催しました。大震災以後、セミナーの開催を中止や延期していましたので予定通り開催した最初のセミナーです。
何回もご参加いただく方が多いので、久しぶりの再開ですからどうしても話題は地震のことになってしまいます。体験の様子と最近の体調のことを話してみると、一様にどこか気分が重いとか、眠れないとかの体調不良があるようです。私自身も今までにあまり経験したことがないような体の変化を感じています。
このような症状は、「地震酔い」といい大きな地震の後に余震が続いて気分が悪くなったり、地震が起きていないのにめまいやふらつきを感じたりするのだそうです。
このような状態の時には、それなりに注意が必要です。できるだけ十分な睡眠をとり、意識的にリラックスできるような時間をとることが大切のようです。
これについては、精神科医の奥田弘美先生の震災ストレスへの5つのアドバイスが役に立つと思いますので、下記のURLからご覧下さい。
https://www.iryo.co.jp/wp-content/uploads/stresscare_advice.pdf
参加者は、11人でしたが、NLPの仲間が3人参加してくれました。
写真に写っているように、BCBのブログを管理してくださっている「でんでん中村」さんもおいでくださいました。
会場は喫茶店で、蓄音機はポータブル式の小さなものですから、十分楽しむにはちょうどよい人数だったかもしれません。
t当日の演奏曲は、
1序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 カミーユ・サン・サーンス作曲
名ヴァイオリニストのパブロ・デ・サラサーテのために作曲した作品。
演奏:ヤッシャ・ハイフェッツ (1901年~1987年)
2アヴェ・マリア フランツ・シューベルト作曲
この歌曲は、シューベルトの旋律に、ローマ・カトリックに伝統的なラテン語の典礼文を載せて歌われている。
3NOBODY BUT MY BABY
演奏:ルイ・アームストロング(1901年~1971年)
4砂に書いたラブレター
パット・ブーン(1934年)。女性を中心に幅広い年齢層に人気。
5りんご追分 米山正夫作曲
歌:美空ひばり(1937年~1989年)戦後の日本に勇気を与えた15歳の歌声。
6船方さんヨ 春川一夫作曲
歌:三波春夫(1923年~2001年)
今年もエーブ先生のBCBベーシックセミナーは、とても好評でした。再学習に来られたファシリーテータの方々も、新しい発見があり楽しかったと言ってくださいました。
そして、いつもようにいろいろなジョークを飛ばしながらの熱演でしたから、あっという間の3日間でした。
私たちは、人間関係において必要以上に自分を抑えて相手にあわせることがありますが、あわせすぎないためには、人の心を読みすぎる「読心術」や自分や相手の価値を尊重しない「値引き」をしないことの大切さを考えさせられました。
値引きには、「問題そのものに気づかないという値引き」「問題の解決の値引き」「問題の重要性の値引き」などがあるというお話は、私にはとても参考になりました。
そして、BCBの本丸である青の交流練習は、なかなかおもしろい実習になったと思います。赤の交流となるかかわりにどのような青の反応を返すかという練習は、やってみると結構難しいものです。
しかし、なれてきて確かにその効果を感じることができると、面白くなってきます。ご参加者は、みなそれぞれに笑いながら楽しんで練習をしていたように思います。
2月7日(日)に、BCBプログラムの一日入門セミナーを行いました。
体験することでよい問題解決に気づいていただけるようにしたいと考え、体験学習をいくつか行いました。
BCBプログラムの中の重要な技法は、エーブが開発した「ケア・フロンテーション12の技法」だと思いますが、
その原点となる技法は、「交差交流」です。
交差交流の定義は、交流を中断するということですが、、相手の否定的な攻撃に対して、この交差交流を意識的
に用いて、関係を一瞬でシフトします。否定に対して肯定で受ける、つまりこちらは肯定的に反応することで、交
差を起こさせる交流という意味です。
当日は、相手からの攻撃的な言葉や否定的な言葉にどのように対応するかという練習をいくつか体験していただ
きましたが、ご参加者が見つけたとても興味深い例を一つご紹介したいと思います。
練習の課題は、「あなたは、私より仕事が大切なのでしょう。私のことなどどうでもいいのよね!」というよう
な妻からの厳しい攻撃にどう応じるかです。多くの人は、このような場合に「そんなことはないよ。あなたの方が
大切だよ。」というようになだめようとするか、「ここのところ忙しくて、仕事ばっかりになって申し訳ない」な
どと言い訳や謝罪をしがちではないでしょうか?
そのように応じられると、かえって怒りが増幅します。
その方は、「私は、あなたのことを愛しているので、あなたにそんなふうに言われると、少し辛いし悲しい気が
します」と応じたのです。妻役の方は、思いがけないこの反応に一瞬間ができたようにある種のシフトがおこり、
攻撃をやめて落ち着きを取り戻したのです。
その方は、笑いながらも「結構インパクトがありますねと」意外な効果に驚いておられました。
人間関係には、本当に多様な視点があるのだと感じさせるすばらしい事例でした。
講師は、産業カウンセラーとしてメンタルヘルス関連の研修や実践をされている
新井典生先生です。
自律訓練法は、1932年にドイツの精神科医のシュルツによって体系化されました。
自律神経のバランスを回復させる治療技法として、心療内科や精神科などの医療現場
でも使われています。
体に意識を向けて心へ働きかけることで、心身の緊張を解くリラクセーション法です。
「気持ちが落ち着いている」という基本となる背景公式から第2公式ぐらいを一日
に2回~3回実践するだけでも、かなりの効果が出てきます。標準練習を半年ぐ
らい続けることで、日常生活を内省的にみるようになり、ずいぶん穏やかな気持
ちになることも少なくないようです。
自律訓練法のいいところは、自分一人でできることです。わかりやすい解説書
が沢山ありますから、そうした解説書を参考にしてすぐに始めることができます。
また、副作用もまずありませんから安心して行うことができます。
ストレスが多いと思われる方は、ぜひやって下さい。
今日、8月8日に名古屋駅のすぐ近くにある安保ホールで、BCB入門セミナーを開催しました。
今回は、名古屋市を本拠地として全国で活躍されている犬塚尚美先生の会社(有)アリーナーアドバンス様との共催です。ご参加者は20名でしたから、実習やデモンストレーションを行うには、とてもいい人数です。
入門セミナーなので、まず、BCBの基本であるTAとNLPの概略を説明してから、どのようにしてよりよいコミュニケーションを確立するかを、ご参加者からいただいた事例をもとにデモンストレーションしました。
ボランティアの方に、実際にBCBのやり方を試していただきました。自分のイメージを使い今までとは違うメッセージを相手に言ってみることで、新しい「気づき」が生まれ「納得しました」「すっきりしました」という感想を述べて下さいました。このような体験をしていただけることが、BCBの普及を願う私の喜びです。
今後も、愛知県で一人でも多くの方にBCBを知っていただけるように活動して行きたいと思います。
毎日暑い日が続きますが、皆様お元気ですか?
今回は、いつものBCBプログラムの他に、「販売心理学」を応用したセールス・アプローチセミナーを行いました。
どこも、業績に悩んでいるこの頃ですからご参加者の目標もさまざまですが、どうすれば、売り上げを伸ばせるかには、いくつかの共通点がありそうです。
エーブさんの第一声は、「セールスとは、必要としているものを手に入れるための手助けです。」でした。そして、いかに売買を成立させて、その後も継続させていくために必要なテクニックをいろいろな視点から話していきました。
主なテクニックとして、
(1)ソクラテスの問答
(2)選択肢を提供する工夫
(3)個人的な招待となるメッセージ
(4)ストーリの活用
(5)売買成立のための黄金律
これらの根底にあるものは、顧客の視点です。NLPの知覚の3つの位置でいう「第二の視点」からアプローチすることが、販売心理学では、なにより大切なのだと、改めて感じる研修でした。
1月17日(土)と18日(日)に、研修講師のスキルアップのための「セミナーファシリテーション実践研修」というセミナーを行ないました。
http://www.iryo.co.jp/q1114.html
講師は、(有)アリーナアドヴァンス代表取締役の犬塚尚美さんです。犬塚さんは、キャリア開発やキャリアカウンセリング、ビジネススキルトレーニングなどの研修講師として活躍しています。
http://www.arad.co.jp/07social-activities.html
今回、犬塚さんが掲げたファシリテーション研修の目標は、次のようなものでした。
(1)ファシリテーションの「聴くスキル」「伝えるスキル」「観るスキル」を磨く
(2)グループやメンバーとの関わり方の癖に気づきステップアップの課題を見つける
(3)実践的なトレーニングを通して、観察、介入のスキルを身につける
ファシリテーションのスキルは、BCBコミュニケーションプログラムのトレーニングと共通するところが少なくありません。どのような組織においてもこれからの管理者には、ファシリテーション型のリーダーがよいと言われていますが、ファシリテーションは、チームの目標達成にむけてよいチームワークを作りながら、成果をあげるためにとても有効なスキルだと思います。
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