『NLPの本』というフェイスブックページも作りましたので、そちらも見ていただ
けると幸いです。
東日本大震災の被災者の方々の様子が伝わるにつれ、多くの人々が何らかの不安や緊張状態にあるのではないかと思います。
今日、杉田峰康先生の脚本分析と再決断療法のワークショップを開催しました。大震災以後、セミナーの開催を中止や延期していましたので予定通り開催した最初のセミナーです。
何回もご参加いただく方が多いので、久しぶりの再開ですからどうしても話題は地震のことになってしまいます。体験の様子と最近の体調のことを話してみると、一様にどこか気分が重いとか、眠れないとかの体調不良があるようです。私自身も今までにあまり経験したことがないような体の変化を感じています。
このような症状は、「地震酔い」といい大きな地震の後に余震が続いて気分が悪くなったり、地震が起きていないのにめまいやふらつきを感じたりするのだそうです。
このような状態の時には、それなりに注意が必要です。できるだけ十分な睡眠をとり、意識的にリラックスできるような時間をとることが大切のようです。
これについては、精神科医の奥田弘美先生の震災ストレスへの5つのアドバイスが役に立つと思いますので、下記のURLからご覧下さい。
https://www.iryo.co.jp/wp-content/uploads/stresscare_advice.pdf
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そして、いつもようにいろいろなジョークを飛ばしながらの熱演でしたから、あっという間の3日間でした。
私たちは、人間関係において必要以上に自分を抑えて相手にあわせることがありますが、あわせすぎないためには、人の心を読みすぎる「読心術」や自分や相手の価値を尊重しない「値引き」をしないことの大切さを考えさせられました。
値引きには、「問題そのものに気づかないという値引き」「問題の解決の値引き」「問題の重要性の値引き」などがあるというお話は、私にはとても参考になりました。
そして、BCBの本丸である青の交流練習は、なかなかおもしろい実習になったと思います。赤の交流となるかかわりにどのような青の反応を返すかという練習は、やってみると結構難しいものです。
しかし、なれてきて確かにその効果を感じることができると、面白くなってきます。ご参加者は、みなそれぞれに笑いながら楽しんで練習をしていたように思います。
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体験することでよい問題解決に気づいていただけるようにしたいと考え、体験学習をいくつか行いました。
BCBプログラムの中の重要な技法は、エーブが開発した「ケア・フロンテーション12の技法」だと思いますが、
その原点となる技法は、「交差交流」です。
交差交流の定義は、交流を中断するということですが、、相手の否定的な攻撃に対して、この交差交流を意識的
に用いて、関係を一瞬でシフトします。否定に対して肯定で受ける、つまりこちらは肯定的に反応することで、交
差を起こさせる交流という意味です。
当日は、相手からの攻撃的な言葉や否定的な言葉にどのように対応するかという練習をいくつか体験していただ
きましたが、ご参加者が見つけたとても興味深い例を一つご紹介したいと思います。
練習の課題は、「あなたは、私より仕事が大切なのでしょう。私のことなどどうでもいいのよね!」というよう
な妻からの厳しい攻撃にどう応じるかです。多くの人は、このような場合に「そんなことはないよ。あなたの方が
大切だよ。」というようになだめようとするか、「ここのところ忙しくて、仕事ばっかりになって申し訳ない」な
どと言い訳や謝罪をしがちではないでしょうか?
そのように応じられると、かえって怒りが増幅します。
その方は、「私は、あなたのことを愛しているので、あなたにそんなふうに言われると、少し辛いし悲しい気が
します」と応じたのです。妻役の方は、思いがけないこの反応に一瞬間ができたようにある種のシフトがおこり、
攻撃をやめて落ち着きを取り戻したのです。
その方は、笑いながらも「結構インパクトがありますねと」意外な効果に驚いておられました。
人間関係には、本当に多様な視点があるのだと感じさせるすばらしい事例でした。
今回は、名古屋市を本拠地として全国で活躍されている犬塚尚美先生の会社(有)アリーナーアドバンス様との共催です。ご参加者は20名でしたから、実習やデモンストレーションを行うには、とてもいい人数です。
入門セミナーなので、まず、BCBの基本であるTAとNLPの概略を説明してから、どのようにしてよりよいコミュニケーションを確立するかを、ご参加者からいただいた事例をもとにデモンストレーションしました。
ボランティアの方に、実際にBCBのやり方を試していただきました。自分のイメージを使い今までとは違うメッセージを相手に言ってみることで、新しい「気づき」が生まれ「納得しました」「すっきりしました」という感想を述べて下さいました。このような体験をしていただけることが、BCBの普及を願う私の喜びです。
今後も、愛知県で一人でも多くの方にBCBを知っていただけるように活動して行きたいと思います。
]]>http://www.iryo.co.jp/q1114.html
講師は、(有)アリーナアドヴァンス代表取締役の犬塚尚美さんです。犬塚さんは、キャリア開発やキャリアカウンセリング、ビジネススキルトレーニングなどの研修講師として活躍しています。
http://www.arad.co.jp/07social-activities.html
今回、犬塚さんが掲げたファシリテーション研修の目標は、次のようなものでした。
(1)ファシリテーションの「聴くスキル」「伝えるスキル」「観るスキル」を磨く
(2)グループやメンバーとの関わり方の癖に気づきステップアップの課題を見つける
(3)実践的なトレーニングを通して、観察、介入のスキルを身につける
ファシリテーションのスキルは、BCBコミュニケーションプログラムのトレーニングと共通するところが少なくありません。どのような組織においてもこれからの管理者には、ファシリテーション型のリーダーがよいと言われていますが、ファシリテーションは、チームの目標達成にむけてよいチームワークを作りながら、成果をあげるためにとても有効なスキルだと思います。
]]>先月のことですが、11月23日~30日までの8日間にわたり、ジョセフ・オコナーさんのICC認定国際コーチングのトレーニングコースを行ないました。この講座には、私も受講者として参加しましたが、とてもすばらしい研修だったと思いますし、ご参加いただいた方々からも高い評価をいただきました。コーチングは、すでにさまざまな研修が行なわれていますが、これまでの研修とは違う実践的で効果を出せるという手ごたえを感じていただけたようです。
コーチングのもっとも大切なことは、クライアントの中にある力をいかにして引き出すかということではないかと思います。この講座では、クライアント案へのさまざまなかかわり方を学べたと思います。どのような時に、どのようなスキルで質問していけばいいのかが、トレーニングによって身についたと思います。
この研修は来年も行いますので、BCBのファシリーテータの皆様にもご参加いただきたいと思っています。もし、この講座で質問力をスキルアップされれば、クライアントや上司、同僚、部下とのコミュニケーション力は、飛躍的に向上すると思います。
]]>今回の研修もとても楽しく、通訳のエリナさんとのスナップをご覧いただくと分かるように、エーブ先生もあいかわらずお元気です。
BCBプログラムには、いくつかのNLPのテクニックが使われています。エーブ先生は、近い将来はBCBのトレーナーも養成したいとお考えのようですが、そうなるとNLPのテクニックをさらにプログラムの中に加える必要があります。NLPのテクニックは、少人数での体験学習によって学んで欲しいと思います。どのようなカリキュラムにするかが課題ですが、とてもおもしろいプログラムが完成すると思います。
どうぞ、ご期待下さい。
]]>日光プリンスホテルは、子どもが小さい頃によく利用しました。部屋からすぐに芝生の庭に出て遊べますし、ブランコもあります。そして、すぐ近くに龍頭の滝がありますので、家族で夏休みを過ごすには、とてもいいところです。
子ども達は、すっかり大きくなりましたので、今回は夫婦二人で滞在しました。そして、初めてイタリア大使館記念公園を訪れました。100年も前の16ミリ映画で撮った映像や、復元した大使館を見ることができます。中禅寺湖は、外国人にとても気に入られていたようで、ヨーロッパの大使達が、避暑地として使っていたことがよくわかります。
]]>上司には、あまりにもいい加減に思えてしまうのでつい怒鳴ってしまいますが、それでもまったく効果がありません。最近は、怒るのも馬鹿らしくなってしまうのです。しかし、ミスを放置するわけにもいかないので、とても困っています。
このような時の上司のアドバイスの効果がなければ、やり方を変えてみることが必要です。今までに何回も確認するようにと言われてきたのだと思います。しかし、それでも確認するのを忘れてしまうのですから、他の人のアドバイスは、無力です。
自分自身で「確認を忘れないようにするには、どうすればいいか?」ということを、考えるしかないのです。つまり、上司の仕事は、「どうすれば、確認を忘れずにすむか具体的に考えて、それを私に報告しなさい」という業務命令を出すことだけです。
このような問題の解決は、本人が自分自身の力を使って、自分で実行可能な対策を考え出すというやり方が、もっとも効果的なのです。その人それぞれのユニークな方法でいいのです。イライラしながら部下のミスを心配するより、部下にその解決方法を考えさせるほうが、ずっと簡単で気持ちも落ち着いているだろうと思います。
]]>私のNLP情報局というブログにも、この問題についてかきましたので、詳しくはそちらを見ていただきたいと思いますが、パワーハラスメントに関する対応は、セクハラよりずっと遅れています。
本質的な解決がとても難しく、自他尊重のコミュニケーション技法の研修を、管理職とスタッフ別々に行う必要があります。この研修に、BCBを活用して欲しいと願っています。
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